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2011年10月の6件の記事

福島の英雄達~スペインの「アストゥリアス皇太子賞」

本年度のスペインの「アストゥリアス皇太子賞」(平和部門)を東京電力福島第一原発の事故対応にあたり事故に立ち向かった自衛隊員、警察官、消防隊員が受賞しました。「逆境の中での日本人の勇気と責任感」が世界に認められたのです。

10月21日(木)スペイン北部オビエドのカンポアモール劇場で授賞式がありました。授賞対象となった人は3グループに分かれ、現場対応にあたった東京電力従業員や関連の作業員、原子炉の冷却作業で放水にあたった消防隊員と、原子炉上空からのヘリコプターによる海水散布をした自衛隊員や、高濃度の放射能汚染で立入禁止区域に指定された地域からの住民避難に尽力した警察官の方々でした。

授賞理由は、「彼らは自らを犠牲として、津波による核災害がその壊滅的影響を何倍にも拡大させることを阻止した。自らの身にも深刻な影響がもたらされる恐れも顧みず、彼らは決断を下し、人としての最も崇高な価値を示した」と説明している。

この賞は福島第1原発事故で初期対応にあたったすべての自衛隊員、警察官、消防隊員に与えられた賞ではありますが、代表として東京消防庁から1名、警察官から1名、自衛隊員から2名、福島県警から1名の計5名が出席しました。

皇太子は授賞式で「フクシマの英雄たちの勇気と強さに感銘を受けました。献身的精神は世界の模範であり心から敬意を表します」と述べた。画像は次のものをどうぞ。1

横に並んでいる順に左から東京消防庁の冨岡豊彦消防司令、警視庁の大井川典次警視、陸上自衛隊岩熊真司1佐、陸上自衛隊の加藤憲司2佐、福島県警の渡辺正巳警視です。

冨岡豊彦消防司令は3月18日に現地入りし、福島原発3号機への連続10時間以上の放水を成功させる一翼を担った消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)の司令長です。

警視庁の大井川典次警視(警視庁警備2課課長代理)は3号機への放水を現場で指揮しました。
福島県警の渡辺正巳警視(前双葉署長)は事故発生当時、住民の避難誘導にあたりました。

陸上自衛隊(陸上自衛隊中央特殊武器防護隊長)岩熊真司1佐は、福島第一原発で地上からの放水や除染活動を指揮しました。陸上自衛隊の加藤憲司2佐(第1ヘリ団第104飛行隊長)はヘリからの放水を指揮しました。

5人の代表として東京消防庁の冨岡豊彦消防司令(48)が「フクシマの英雄たちという称号は全日本国民に対するものと確信しています」と述べると、会場から大きな拍手がわいた。

映像がありましたので追加します。

この大災害の中でも、冷静に日本を守った警察官、自衛官、消防隊の皆さん本当におめでとうございます。

そしてこの賞は自衛隊員、警察官、消防隊員だけに与えられたものではなく、この大災害の被災者の一人一人の皆さんのけなげさと気丈さと潔さと献身をも称えるものだと思います。被災者の皆さん、世界中が応援しています。負けないで下さい。

さらには、この栄誉は、被災者達を支えた、名も無きボランティアの方々や寄付をしたすべての方々が示した「人間の善意」に与えられた賞だと思います。

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自衛隊員を救った手紙part2~災害派遣総括

うみちゃんからの手紙全文Photo

「じえいたいさんへ。げん気ですか。つなみのせいで、大川小学校のわたしのおともだちがみんな、しんでしまいした。でも、じえいたいさんががんばってくれているのでわたしもがんばります。日本をたすけてください。いつもおうえんしています。じえいたいさんありがとう。          うみより」

井上旅団長はこの手紙を次のように振返っている。


この手紙を見た時、もう体中の血が逆流するほどの思いでした。小学校1年生と聞きましたが、『じえいたいさんががんばっているのでわたしたちもがんばります』とか石巻といった地域ではなく『日本をたすけてください』という被害の甚大さを理解した言葉に本当に感激致しました。そして『どんなことがあっても全員を探し出すぞ』という思いがみなぎってきて、この手紙のコピーを旅団の隊員や他部隊に配布させました」

多くの隊員達はそのコピーを手帳などに挟んで、「心」の支えとして持っていたという。その手紙は現在、旅団司令部(香川県善通寺市)の玄関ショーケースに展示されている。動画は次のアドレスをクリックして下さい。画面に映っているのが井上旅団長です。http://youtu.be/m2GCpq9R-jY

そして他の地域の多くの部隊が同じような経験をもっている。宮城県を撤収する時、久納第6師団長(山形県東根市)は「精神的にも肉体的にも極限に達している時があったが支えとなったのは『自衛隊ありがとう』の励ましの言葉だった」とお礼を述べた。

自衛隊が被災者を救っただけではなかったのである。被災者のその気丈な気高さは自衛隊員に元気を送っていたのである。そこにはのちに言われる「絆」が生まれていたのだ。

「自衛隊ありがとう」のコールは被災地の現場だけでは無かった。4月から陸上幕僚監部は陸上自衛隊ホームページで「ツイッター」を実施。陸上自衛隊の活動内容や写真を情報発信したところ1ヶ月で13万人がフォロアーとなった。防衛省や海上自衛隊を加えると約20万人となった。

また応援メッセージを募集したところ、約4500通のメールやファックスが届けられた。また、それぞれの駐屯地にも数えきれない応援と感謝に溢れたメールやファックスが届けられた。これらは「国民の応援メッセージ」として自衛隊員達に配られた。国民と自衛隊との距離がこれほど身近な存在として感じられたのは戦後初といえる。左翼的戦後日教組教育の中で、自衛隊は戦争をイメージさせるネガティブなイメージをつけられていたが、それが崩壊したのである。自衛隊はそんなものではない。自衛隊員の「心」は温かさに満ちているのだ。

しかしでは何故これだけ身近な存在になれたのか?

それは次の2点に集約される。

1、惻隠の情-他人のことをいたましく思って同情する心。これは人の最高の徳である仁に通ずる情の事。

2、献身-自分の利益を顧みないで、他者または物事のために自己の力を尽すこと。

日本人は本来この徳を持っていた。しかしこの日本人らしさは長く表現される事がなかった。東日本大震災では、その徳を自衛隊員だけではなく、被災者達もその徳をはっきりとみせてくれた。私達は日本人なのだ。日本人は日本人らしくあればあるほど徳の高い民族なのだ。

この度の震災は悲惨な、悲惨なものだった。しかしこの悲惨な出来事は私達に日本人の誇りをはっきりとめざめさせてくれた。だから私達が本来の日本人の心を取り戻しさえすれば、必ずもう一段高いレベルの世の中を作れるはずだ。

ここでもう一度宮城県階上中学校の卒業式で読まれた答辞を載せて終わりにしたいと思う。彼の言葉がすでに
すべてを語っている。

梶原裕太君の答辞全文

【階上(はしかみ)中学校と言えば防災教育と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした
しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というにはむごすぎるものでした。つらくて悔しくてたまりません。
しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助けあって生きて行くことがこれからの私達の使命です】
詳しくはコチラへ。

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自衛隊員を救った手紙~災害派遣総括

防衛省は8月31日、東日本大震災での自衛隊の大規模災害派遣を終了した。福島県のみ、福島第一原発事故への対応や生活支援の為、東北方面隊が行っている。規模は200人。

派遣された延べ人員約1061万人、派遣期間174日に及び、自衛隊創設以来、最大の災害派遣となった。「史上最大」といわれるその代表的データーをまとめたので次の数字をご覧下さい。

東日本大震災の災害派遣延べ人数

              東日本大震災          阪神淡路大震災

人   員       約1,061万人          約172万人
航 空 機       約49,000機          約8,100機
艦   艇         約4,780隻             約700隻
  
       活動内容
人命救助          19,286人            165人
ご遺体収容            9,504体          1,252体
給水支援         約32,985t        約28,910t
入浴支援        約1,085千人         約515千人
給食支援        約5,005千食           約5千食
道路啓開            約483km            約34km

自衛隊隊員達はまさに被災者の「命」そして「生きる」事そのものを支えてきた。そしてその活動は多くの日本人に勇気と力を与える事となった。自衛隊員は英雄になった。

スペインのアストゥリアス皇太子財団は2011年9月7日、福島第1原発事故の現場で活動を続けた作業員や消防隊員、自衛隊員らにスペイン皇太子賞(平和部門)を贈ると発表した。同財団サイトをみると、「フクシマの英雄たち」が受賞したとして、防護マスク姿の作業員らの写真が載っている。受賞理由は「逆境の中での勇気、任務への責任感や人々の幸福を守る使命感を世界中へ示した」としている。詳しくはコチラへ。

しかしあまり語られる事はなかったが、自衛隊員も人間として苦悩していた。 自衛隊員は皆、疲労困憊の中にいた。多くのご遺体を見るにつけ、そして触れるにつけ、その「心」は何度も折れそうになっていた。それは多くを語らない息子からも聞いたし、仲間の自衛隊員からも聞いた。

中には本人の両親や家族友達が行方不明になったりして、悲しみのどん底にありながら気丈に活動する隊員の話や、心が折れてしまい自殺した隊員もいたとのことだった。こういった話は英雄話の裏で報道される事は無かった。それは被災にあわれた人達への配慮だったのかもしれない。しかし、自衛隊員は皆、心で泣いて、顔で笑って日本を救った。

それは自衛隊だけではなく、警察官も消防隊員も同様だ。そしてその折れそうな心を救ったのが、被災者の方々からの「ありがとう」の言葉だった。中でも自衛隊員に届けられた子供達のメッセージは隊員達の心を掴み、この災害派遣をまっとうする勇気を与えた。

その代表が、全校児童108名の約7割が死亡・行方不明になった宮城県石巻市大川小学校の児童「うみ」ちゃんからの手紙だった。その手紙は当時大川小学校近傍で捜索活動にあたっていた第14旅団(香川県善通寺市)第14戦車中隊の隊員に渡され、その日のうちに井上第14旅団長へ報告された。その手紙は井上旅団長を感激させ、すぐさまコピーを旅団の隊員や多部隊に配布する事となった。
                                                        to be continud 

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昭和時代 爺爺爺~仲居正広氏

2011年8月21日フジテレビ午後10時~11時までのスマスマという番組の中で仲居正広氏がK-POPの少女時代のgeeをおちょくっています。K-POPは好きではありませんが、すぐ消されるでしょうから紹介します。お早めにご覧下さい。かなりまじめにやっています。米国からも注目大だそうです。韓流(K-POP、ドラマ、意図的な国旗隠しなど)弾劾を受けているフジテレビですが、これも韓流ごり押しなのでしょうか?

その問題はさておき大爆笑間違い無しです。映像は次のものです。


仲居君てこんなに腹でてましたっけ?大笑いしたら皆さんフジテレビ、NHK糾弾また頑張りましょう!

おまけ-昭和時代 MR.TAXI

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日本の裏社会~芸能界

これは改めて書くまでも無い事かもしれない。そもそも日本の芸能界は暴力団との関係が深い。

押尾学のMDMA薬物事件、酒井法子の覚せい剤事件(父も暴力団)などが記憶に新しい。

芸能人ではないが、ついでながら書くと柔道の「やわらちゃん」谷亮子氏の父も暴力団だ。名前は田村勝美氏。北九州にあるヤクザ組織「工藤會」の構成員。タクシーの運転手など職を転々とする。傷害、詐欺など細かい前科前歴多数。保険金詐欺で保釈中に今度は暴力団賭博に関わり再逮捕、塀の中へ。

日本の元陸上競技選手(女子マラソン)の高橋 尚子氏はシドニーオリンピックで金メダルを取り、女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞した。

しかし谷亮子氏は1992年のバルセロナオリンピック、次のアトランタオリンピックで銀メダル、そしてこのシドニーオリンピックでは金メダル、次のアテネオリンピックでも金メダル、北京オリンピックでは銅メダルを取っている。世界選手権では7度の優勝をしている。戦績としては高橋尚子氏より優れている。しかし、これだけの戦績をもってしても国民栄誉賞はもらえなかった。

その理由はひとえにこの親子関係の為に国民栄誉賞からはずされたというのが本当のところだ。

そして現在話題の小沢一郎氏は山口組の弘道会(司忍会長)、稲川会と関係が深い。工藤會は「反山口組」を掲げるが、小沢氏を通じてまわりまわって山口組と繋がっている。

そしてこの親子関係から谷亮子氏は小沢一郎氏と通じ、民主党からの参議院選挙出馬となった。2007年の参院選で「山口組」が、傘下の直系組織に 民主党を支援するよう通達を出していたことが関係者らの証言で わかっている。警察の取り締まり強化で資金源が断たれつつあるなか、 政治的山口組が参議院選挙の比例で出馬した谷亮子氏当選の為に、民主党を支援するよう通達を出していたことがヒッソリ報道されている。これは民主党の支持母体に闇社会がいる事を意味する。

話がスポーツ界にそれてしまったのでここで芸能界に話を戻す。

最近の裏社会と芸能界との関係は「島田紳助」氏の話題がもっとも新しい。2011年8月23日、島田紳助氏が暴力団関係との付き合いが発覚し引退をした。会見の映像は次のものをどうぞ。

8月23日19時頃、所属する吉本興業から「島田紳助に関する緊急記者会見開催」がマスコミ各社に通知され、同日22時00分より吉本興業東京本部で島田氏本人及び吉本興業社長などによる記者会見の席にて「本日(=8月23日)付にて島田紳助が芸能界を引退する」という発表が行われた。引退事由は、島田氏自身が「暴力団関係者との交際が発覚し、けじめを付けるため」とした。「僕の中では『この程度』なんです。頻繁に密着しているわけではない。『この程度』でも引退になるんだと、後輩に同じ過ちを繰り返させたくない」「ウソを言っていたら、皆の前で腹を切りますよ。」と語った。記者会見は50分ほど続いた。

この話に出てくるAさんは恐喝未遂で上告中の元ボクサー渡辺二郎被告であり、Bさんといっている人は、山口組ナンバー4の筆頭若頭補佐で極心連合会の橋本博文会長のことです。付き合いの発端は十数年前に関西テレビの自分の番組で右翼の街宣車をおちょくり、それに怒った稲川会系の右翼団体が連日同局に街宣車で乗り付ける騒ぎとなって、その解決を渡辺被告経由で橋本会長に依頼したということだそうです。この右翼団体とは大行社(稲川会系)といい、辛炳圭=シン・ビョンギュという在日韓国人が代表です。右翼団体、ヤクザには30%超の在日が入っています。くわしくはコチラへ。
そして橋本弘文氏も在日です。韓国名=姜弘文(カン・ホンムン)

島田氏の問題を解決したのが山口組の橋本博文会長ですから、ヤクザ同士の出来レースのようなものです。さらに昨日発売のフライデーで次の報道がありました。

芸能界を引退した元タレント、島田紳助さん(55)と暴力団幹部が一緒に写った新たな写真が存在することが5日、分かった。

6日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、暴力団幹部と肩を寄せ合う紳助さんの写真を掲載している。同誌によると、宴席で笑みを浮かべる紳助氏と写っているのは指定暴力団、山口組弘道会の高山清司会長(64)で、山口組No.2とされる大幹部(現在服役中)。同誌は、紳助さんが8月23日の引退会見で「Bさん」と呼んでいた山口組No.4で極心連合会の橋本弘文会長(64)とのツーショット写真を先月掲載している。次の画像が「FRIDAY」のものです。紳助氏の隣が橋本弘文会長です。2

引退会見で島田氏は暴力団関係者との写真について「あるわけない」と断言。報道陣に「ウソをついていたら、みんなの前で腹を切ります」と語っていた。しかしウソだった。みんなの前で腹も切っていない。

島田氏は真実を話していない。

だんだん会見のぼろが出てきた。しかし、この島田氏の問題は彼だけの問題ではない。

芸能界は裏社会とわからないように奥深く、密かに緊密に繋がっている。

島田氏の事件はその中の一つの破片のようなものなのだ。


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米国・欧州が中国と戦争を始めるという噂

心配していた事態になってきた。  

現在欧州で起こっているユーロ危機で、欧州は日本に着目し始めた。欧州のソブリン債(米国・欧州の先進国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券・国債などのことで欧州がメイン)危機にともない、域内の銀行は総額1兆5000億ユーロ(約160兆円)相当の資産売却が必要となる。米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの責任者、レオン・ブラック氏の見方である。

この欧州銀行の資産を買おうとしているのが、三井住友とみずほである。日本以外の銀行は、今後の金融規制で資産規模を小さくするために関連分野を切り離しているが、日本の銀行のほとんどの銀行は、小さな投資部門しか持っていないために、利益率は悪いが、確実に利益を出し、かつ金融規制でかかる自己資本上乗せ率も小さいので、余力を持っている。このため、欧州の銀行の資産を買えるのだ。

その上に、野田首相は9月20日、日本政府は欧州のソブリン債危機をめぐる懸念を和らげるため、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が発行する債券をさらに購入する意向があると述べた。現時点で27億ユーロのEFSF債を購入している。全体の20%超に相当している。

このEFSF債の追加購入を示唆したので、表向き、英国のキャメロン首相とフランスのフィヨン首相、ドイツのウルフ大統領などが、10月中旬以降にそれぞれ来日するが、どうも中国の南シナ海での小規模戦争への対応を話し合うことが必要になり、来るというのが本当のところであるという噂がある。中国への制裁の準備を西側世界としてどうするかということである。米国は、すでに粉飾決算と人民元切り上げで中国制裁を仕掛ける方向であるが、欧州と日本は中国市場への進出をしている企業が多く、かつ経済的な結びつきも大きいので、米国のような報復を取るかどうかを判断する必要があるのだ。

一方米国は、バイデン副大統領が訪中して約束したように、オバマ政権は、台湾に新型の戦闘機を提供せずに古くなりつつあるF16戦闘機の性能を向上させることを決定した。バイデン副大統領が訪中して、中国から米国債の追加引き受けの約束を取り付けたが、中国は、その見返りとして米国から、人民元切り上げ圧力の緩和、台湾への最新F-16戦闘機の売却見送り、更には南シナ海問題での圧力緩和を引き出した。ホワイトハウスは中国から圧力を受け、勝者は中国だった(そのように見えた)。

中国サイドは、米国の衰退と見た可能性がある。

事実、米国内の状況は、大変なことになっている。財政赤字削減について、米民主党と共和党による「超党派委員会」は期限の11月23日までに少なくとも1兆2000億ドルの赤字削減策について合意する必要がある。合意できなければ、2013年から同額の歳出削減が自動的に発動されることになるが、合意できないのではないかとの悲観的な見方も広がっている。

エタノール生産業者に対する優遇税制の打ち切りなどは確実であるし、軍事予算の大幅な削減になる。グリーン・ニューディール政策と米国の世界の警察官は破綻する。しかし、完全な合意はできずに、米国は財政支出削減で、おおもめになる。

もう1つが、米国経済の不調から大量にいる失業者を救済できないでいる。
ルーズベルト大統領と同じ鉄を踏みそうな状況である。こういった状況をルーズベルト大統領が変えたのは、第2次世界大戦である。軍事工場を国が建て、それを民間に26%程度の安値で売却して、米国経済は持ち直した。

来年は大統領選挙であり、その選挙戦で米国民の頭の片隅にルーズベルトの偉業を思う可能性大である。そのためには、中国を戦争に駆り立てたいのだ。

だから米国は弱く、今は戦争などはできないと思わせようとしている。米国は最初の攻撃を中国にさせようと誘っているのだ。現在中国は、軍の統帥権が、政府にはない構造であるために、軍の暴走が止められなくなってきた。この傾向が数年前から起こっていたが、とうとう戦争を口にし始めた。それも本気モードである。米国はそれを待っている。第二次世界大戦の時に日本を巧みに世界大戦に誘導したように。

うまく中国が乗ってくれば本気で中国を潰すつもりなのである。その時日本はどうするのか?もちろん一緒に戦う事になる。「ともだち」だから。それにより日本の状況も激変せざるをえない。 

9月30日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)が1バレル=79.20ドルで取引を終えた。2010年9月以来1年ぶりの安値となった。

反対に9月29日(ブルームバーグ):ニューヨーク金現物相場は上昇。欧州の債務危機で世界の景気が抑制されるとの懸念から、逃避先としての金の需要が膨らんだ。世界が戦争を意識し始めている証拠である。

金はもち歩きができる資産であるので、戦争などを意識すると買われる傾向にある。


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