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韓国の徴兵制度

韓国では、男子は19歳になると全員徴兵検査を受けさせられる。満18歳で徴兵検査対象者となり、満19歳までに検査で兵役の判定を受ける。

検査は、心理検査→身体検査→適性分類→兵役処分判定の4段階に渡って精密に行なわれ、医師の診断、経歴や資格などを生かせる適性検査(筆記)をもとに判定結果が出る。

判定が1~3級の者は「現役(現役兵)」、4級は「補充役(公益勤務要員)」、5級は「第二国民役(有事時出動)」、6級は兵役免除者、7級は再検査対象者となる。1~4級判定者は、30歳の誕生日を迎える前までに入隊しなくてはならない。なお、満20歳~28歳で、各種高校、2年制・4年制大学、大学院、師範研修院の在学者、一部大学浪人生は、入隊時期を延期することもできる。

これは国民の義務であり、逃れる事はできない。病気などの正当な理由なしに兵役を拒否すると、1年半の刑事罰が与えられる。実際の軍隊服務期間を「現役」または「補充役」、除隊後の8年間を「予備役(予備軍)」、それから40歳までを「民防衛」と言い、20歳で入隊した場合約20年間の服務義務を全うするのが、韓国の徴兵制度だ。

兵役に行く期間は、目安として陸軍26ヶ月、海軍28ヶ月、空軍30ヶ月となっている。軍隊の中では陸軍が最も規模が大きく、また期間も一番短いため、多くの人は陸軍に入隊する。入隊の時期は19歳から29歳の間で選べるが、兵役を終えていないと就職で不利になるなど社会で「1人前」と見られないため、大学中に行く者が多い。

なぜ兵役があるのかと言うと、韓国は北朝鮮と現在でも「戦争中」であるからだ。朝鮮戦争は終わったのではなく、休戦をしている状態だ。つまり、韓国と北朝鮮は1953年から今までずっと戦争状態である事を意味する。いざ北朝鮮と戦争再開となった時に、いつでも国民が戦える体制を維持する必要があるのだ。日本の自衛隊とは違い、戦争をはっきりと意識した組織なのだ。

入隊すると、過酷な生活が待っている。軍隊なので基本的に全ては命令によって動く。上官からの命令には絶対に服従だ。たとえ殴られても文句は言えない。また訓練も厳しく、何十キロもある荷物を背負って行進したり、汚水の中を泳ぐなどもある。

そして精神的にも辛く、上官からの言葉による暴力やいじめなども横行しているとされている。過酷な兵役生活に耐え切れずに、除隊前に自殺してしまう若者も毎年100人程度いるそうだ。入隊前に育ちが良かった青年ほど、軍隊での過酷な生活には耐えられないことが多いのだ。

また、その若者の人生に及ぼす影響も少なくない。20代前半は「青春真っ只中」であり、その時期に軍隊生活を2年間も送らなくてはいけないのだ。

弊害はいろいろな面で出てくるが、まずは学業面での弊害がある。2年間も学業から離れて軍隊生活を送るので、帰ってくると学力が大きく下がってしまう。スポーツでも、軍隊だから体力こそ落ちないが、技能の方は下がる場合がほとんどだ。

そして何といっても深刻なのが、恋愛面での弊害だ。服役中の2年間は自由に休みを取れることがほとんどなく、恋人にも会えない。だから、入隊前に付き合っていても、入隊時か数ヶ月後に別れてしまうことが多い。そもそも入隊前の男性は「近い将来兵役に行ってしまう」ということが分かっているので、女性も敬遠して恋人ができることが少ない。

このため、さまざまな方法で兵役を逃れようとする若者も多い。韓国人男性で、兵役に行かなくてよいのは主に以下のケースだ。

1.健康上の理由があって兵役が不適当
2.1人っ子で死亡すると家を継ぐ者がいない
3.外国籍を持っている
4.スポーツなどで、特にめざましい成績を達成している
5.高校を卒業していない

4のスポーツの成績では、オリンピックの銅メダル以上や、サッカー・ワールドカップのベスト16以上も兵役が免除になる。

5のように高校を卒業していないと、部隊に送られる兵役はなくなるが、学歴社会の韓国で、この方法で兵役逃れをしようとする人は、ほとんどいない。

2のケースは特別な努力なしに免除されるケースと言える。

だから韓国は日本以上に少子化が進んでいるのだが、日本のメディアはそれを伝えない。

そして、日本の在日に徴兵制度は適用されない。だから在日は帰らない。そして在日は韓国社会では「パンチョッパリ」(半分日本人という侮蔑語)と呼ばれ差別される。
                                                         to be continud 

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