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石原都知事世紀の講演part2

皆さん講演はどうでしたか?ところどころ聞きにくいところがありますのでおおよその流れと重要ポイントを書き出しましたので参考にして下さい。

私は共産主義は嫌いですけど、毛沢東が書いた短い論文で方法論でとてもいいことを言っている。これは「矛盾論」というものですが、私達が目の前にある問題で解決しなくてはいかんと思っているものの実はその背景にはもっと大きな矛盾がある。これを彼は主要矛盾といっている。

私達は時間的に、空間的に狭くなっている世界の中でいろいろな問題が起きてくるんでしょうが、実はその背景に世界全体の歴史の中で今、大きな波が来て動いているという事を知らなければならない。

その一つが環境問題

もう一つの問題は今アフガンや中東で摩擦がおきているが結局これキリスト教圏とイスラム教圏の争いじゃないですか。今アフガンの戦いにアメリカが出動しているようですがキリスト教圏は結局この戦いに勝てませんな。

もう一つは世界は情報に溢れている。遅れている国がヨーロッパやアメリカに憧れを持つ。移民がなだれ込んでくる。キリスト教やイスラム教は「人を愛せ」とか「友人を大事にしろ」と言っている限りいきなり民族が違うからと受け入れないわけにいかないでしょう。ところがそれが増えてくるといろいろな問題がおきてくる。それがヨーロッパの経済にも響いてくる。ヨーロッパの経済がどんどん疲弊してくる。価値観が全然違う民族なんで同じルールでものをしようとしてもうまく行きっこない。

そういう中、私達日本という国は同盟国であるアメリカとこれから関係を新たに対等とし、反省をして進まなければいけないと思う。ここにも主要矛盾がある。その一つは憲法である。アメリカが戦争中に3~4日で作って英語から日本語に訳した非常に醜い全文で出来ている憲法、占領軍が占領をする為に作った国家の基本法が、サンフランシスコ講和条約で独立した後も有効な法律としてその国を支配しているという馬鹿な例は世界の歴史にない。いいとこもあるが、あんまりないですしね。だから憲法の改正じゃない、しっかりしたリーダーが出てきて、捨てたらいい。破棄してすぐに新しい憲法を作ったらいいんです。いろいろな点を直さなければならないが米軍が作った憲法を見ると責任という度合いが、権利というものよりずっと小さくて国民は権利を主張して責任を意識しないという非常にいびつなメンタリティーを自分で作ってしまった。

アメリカはやっぱり日本という有色人種が作った唯一の近代国家に手をやいたんでしょうな。で、この国を徹底的にバラバラにしようと言う事で法律を作った。当時のニューヨークタイムズに日本の事を漫画で、描いていて鯨みたいなもっと大きななまずみたいな怪物がひっくりかえっている。その口の中にはアメリカの兵隊が鉄兜を被って3人入っていて牙を抜いている。この醜っくくて危険な動物はいまだに生きている。我々は世界の平和の為にアメリカの平和の為にこの怪物を徹底的に解体しなくちゃいけない。それからマッカーサーの占領政策が始まったんでしょ。この日本を統治していたアメリカ軍の基本的な考え方はそれなんです。これは人種差別といえばそれきりなんだけど。

それからトレンビーという学者が「日本人がやった近代化は人類のやった奇跡だ」と書いてある。これは褒めたつもりなんだけどね。実はトレンビーが日本の近世の歴史を知らない証拠です。アメリカなんか誕生する時代に江戸には100万人人間が住んでいて世界で一番成熟した都市だった。東京の前身は江戸と言う町で世界最大の町でした。

上下水道まであった。当時の江戸には寺子屋を含め3万の学校がありました。みんな読み書きができた。そういう世の中で何が起きたかっていうと関ただかずという男はニュートンやライプニーより100年も前に微分積分を考え出しているの。それから通商経済で先物買いですね。デリバティブとか手形とかこういうものを発明したのはイギリス人じゃないですよ。大阪の相場をやっている商人達がやったんだ。それを代表する本間さんが酒田(山形県酒田市)の豪商がね、この3代目の光丘さんが書いた「中小経済の手引き」は英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語に訳されて世界中の先物をやる人の基本的手引きとして読まれてますよ。こういう時代があったから日本と言う国は他の有色人種に先駆けて近代国家を作ることが出来た。それが最終的にはアメリカを相手にする戦争になった。

しかしこれって日本を統治したマッカーサーが後に議会で証言してるじゃないですか。「今考えてみると日本が起こした戦争は自衛の為の戦争だった。我々が経済封鎖した為に日本は仕方なしにこの戦争をやったんだと今になってわかった」といっている。

そして紆余曲折あってここまできた。日本の主要矛盾である憲法がこの国の非常に手かせ足かせになっている。世界で起こっている問題がすぐに日本にも響いてくる。軍事問題やテロの問題もあるでしょう。でも日本はそれに手を出せない。集団的自衛権が今の憲法にある限り認められない。だからアフガンの戦闘の為にインド洋で給油をした時、小沢一郎というわけのわからない政治家が、あの男がどれだけ力があるか知りませんが「それはおかしい」と言い出して日本の政府はそれを気にして止めるんですよ。

こんどソマリアに行く日本の自衛隊は慈善事業というか、病院作ったり、橋直したりするらしいけどどんなゲリラにあってどんな危険に会うかわからない。けど慈善の為の作業に行くんだから銃兵器は遺憾といってライフルしか持っていかないの。何が起こるかわからない所へ軍隊が。そういう馬鹿な規制を私達はあまんじてうけている。

容量が無くなったため、次回に続きます。

                                                       

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