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日本の裏社会~山口組分裂 その理由 

山口組本家は70(~75)人あまりの直系組長を擁している。

司組長はその直系組長から月会費という名目で毎月100万円の上納金を集めている。

直系組長70(~75)として×100万円で7000万円だ。

そして山口組本部への支払いはこれだけではない。司組長はミネラルウォーターや日用品を直系組長に最低50万円の押しつけ販売を行っている。

こちらの方も直系組長70として×50万円で3500万円になる。

直系組長の事務所は不必要なほどのミネラルウォーターや日用品で埋まることになる。

暴力団対策法が施行された1992年以降の取り締まり強化や暴力団排除条例の浸透などで、毎月約100万円の「月会費」を総本部に納められず、引退・除籍に追い込まれる直系組長が増え続けているにも関わらずである。山口組の直系組長のピークは1992年であり125人もの組を抱えていた。しかしこの100万円の月会費が納められずに徐々に直系組長の数は減ってきていたのだ。5代目渡辺芳則組長の2004年秋には100人を切り、司組長になってさらに減少してきている。


このようにして集められた金の内から司組長には月々3000万円が渡っていた。年間3億6000万円。また中元や歳暮、組長の誕生日、組長の家族の誕生日、愛人の誕生日まで、直系組長は各1億円位を集めて年6億円を渡していた。現金でである。

また、司組長は山口組の友好団体(友好都市などというものではない。当然ヤクザ組織)の内、

    双愛会(千葉県市原市)  塩島正則会長  構成員200人
    共政会(広島市南区)    守屋 輯会長   構成員190人
    福博会(福岡県福岡市)  梅津明       構成員180人
    東亜会(東京都)       金海芳雄

を後見し、これら団体からも中元や歳暮の時期に現金をもらっている。結局総額年間で10億円前後を司組長個人がもらっていたとみられる。これらの収入の流れを知る立場にあったのが「絶縁」された宅見組組長、入江禎氏だ。入江氏が司組長の集金体質に対して不満を持っていたと容易に推測できる。

分裂の理由

2、跡目争いである。

現在の山口組組織では司組長のすぐ下の若頭に弘道会二代目会長の高山清司(68歳)を据えている。そして若頭補佐に弘道会三代目会長の竹内照明(55歳)を据えている。竹内照明氏については下の映像をどうぞ。 

現在の若頭の高山清司氏は恐喝罪により現在東京都府中刑務所で服役中である。そういう事で現在若頭職は竹内照明氏が代行している。若頭職を担って組長へというのが一般的な出世コースである。

ということは、司組長は次の組長は弘道会二代目会長の高山清司氏と考え、その次の組長も弘道会三代目会長の竹内照明氏と考えている。これは三代続けて弘道会出身者が山口組組長となるという計画といえる。ここで思い出して欲しい。弘道会は名古屋を母体とする組織である。

それとは違って山口組は元々神戸市で発祥して大きくなった組織である。阪神地域の直系組長達は、弘道会出身者による今後三代にもわたる組長独占は神戸の山口組を名古屋の山口組にいや山口組そのものを変質させてしまうという危惧をもってしまったのだ。さらに司組長は本部を名古屋に移す考えも持っていた。

このような司組長体制に阪神系の組長が怒らないわけがない。今までは我慢してきた。弘道会出身の組長が一代で終わるのなら。直系組長たるもの将来は組長にとの希望がある。しかし過去に置いてもこのように出身組織ががっちりと将来にわたり「自分の組織だけが良ければいい」という構想を掲げた歴史はない。


山口組は組の起こりから今日まで阪神の組長達が支えてきたのだ。将来は組長にと思っていた直系組長もいたはずだ。特に山健組はその規模からも組長になってもおかしくない存在だ。司組長は要職からも阪神系の組長をとうざけている。阪神系からしたらとんでもなくおかしなことなのだ。

組長職からも、要職からも、しめ出されていったかつてを知っている直系組長達からしたら「なめたらいかんぜよ」の状態なのだ。

こうして金に汲々とさせられ、ケンカヤクザの弘道会が要職を占める山口組に昔を知っている阪神系古参ヤクザは袂を分かつ事になった。だから神戸に新組織「神戸山口組」を作ったのだ。彼らは言っているのだ自分達が本当の山口組だと!司組長は「敵」になった。

もうやるか、やられるかの二つしかないのだ。山口組も「神戸山口組」は捨て置けない!

両組にとって、もう引くに引けない事態なのだ。対立抗争は今まさに幕を開けた!


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