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「家政婦のミタ」にみるとんでもなく深い告白-性的虐待

いきなり結論から言います。この告白は女性が絶対に話さない肉親から「性的虐待」を受けたという告白です。

それも義理の父からと、父は違うが母が同じである弟からの虐待です。

父については色目を使うようになったと表現されていましたが、父が娘を性的対象としてみていたと言う事です。これは近親相姦です。三田の場合、実際の関係については告白していません。それは免れたのかもしれません。しかし、少女時代にそのような環境の中にいたと言う事は恐ろしいことです。セックスは無かったとしても、明らかに未成年に対する淫行行為です。そして立場として父という常に離れられない関係なのです。

この話とは別に義理の父と性的関係をもったという統計が下記のものです。

1978年にアメリカ合衆国のカリフォルニア州でダイアナ・ラッセルにより930人の女性を対象に性的な接触行為まで含めた場合の発生率調査が行われた。それによると近親者による性被害率は女性が18歳までで全体の約16%である。このうち4.5%が父親で残り12%が別の肉親であり、全体16%のうち3分の1近くが父親によるものであることを示す。一時期「実の父親による性虐待が多い」と言われたこともあったが、ラッセルの調査では3分の2以上が父親以外の他の肉親によるものであり、さらにその「父親」とされる人物の多くは義父である。

女性が近親者から性的暴行を受けるということは、どんなに酷い事かこの物語から視聴者の方は感じてくれたでしょうか?三田は、義理の父からの色目からは逃げられたのでしょうか?多分うるさい母の為、関係はなかったかもしれません。しかし常に娘ではなく性的対象であったと三田は告白しているのです。だから結婚に逃げたかったのです。

そして、その夢はかない、幸せな結婚をする事ができました。にも拘わらずまた一緒に育った弟(弟という肉親関係しか感じない弟)からセックスを求められたのです。このショックは人格を破壊すると思います。そして姉と言う関係は安々と飛び越えられストーカーまでされて、旦那さんがそれを知って「二度と来るな!」というと逆上し、家に火をつけ旦那さんと息子を焼き殺すのです。当然三田自身も殺害しようとしていたのです。この弟の異常行動はまともに育った人間が素直に受け入れられるものではありません。そしてこの行為はそこにいきつくまでに、何らかの暴力があった証拠です。

この手の愛に狂って家に火をつける行為は最近山形でもありました。犯人は浅山克己です。さらに彼はゲイのストーカーでした。話がそれますが家に火をつける殺人行為は愛憎の過激な結果です。浅山克己(46)は2011年、東京の大塚達子さんの長男と同棲していたが、破局し長男が逃げ出した為、実家を探しだし放火殺人を行いました。もちろん長男を狙ったものです。その長男は出かけていて母の大塚達子さんが亡くなりました。その調べに対し、余罪として2010年10月の山形の山家武義さん(父)、和子さん(母)を放火殺人していた事を告白しました。当時山形県警では放火の関与が認められなかったとし、一般的火災として処理していました。

もちろん山家さんの長男を殺害しようとしていたのです。浅山は大塚さんの長男と同棲する前に山家さんの長男と同棲していたのです。たまたま長男が留守の為、両親が被害にあいました。映像は削除されましたので1月20日(金)の山形新聞27面をご覧下さい。
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ドラマの三田の話に戻ります。これはドラマとはいえ、なんとも切なく子供達が言っていた「僕達が三田さんを助けるから」という言葉が本当に届いて、幸せになってもらいたいと思います。

その他、三田さんの母や主人の両親の三田さんに対する一方的弾劾は許しがたく、三田さんに罪があったと思えませんが過去にあった「氷点」三浦綾子著にも並ぶ腹立たしい設定でした。しかしドラマとしては久しぶりにドラマらしい女性の深い苦悩をテーマにした傑作だと思います。

三田さんが、そして現在、近親相姦で立ちあがれなくなっている女性(男性)には本当にどうにかして幸せになって欲しいと思います。こんな事をする親族には法的に厳しい制裁をして欲しいと思いますが被害者が親族を告発できるか?なんとも苦しい状況です。もし、その当事者がこのブログを見る事があったらどうかお願いします。「死なないで下さい!お願いします!」

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家政婦のミタ」にみるとんでもなく深い告白

昨年の秋に日本テレビで放映した「家政婦のミタ」(10月12日スタート、12月21日最終)は最終回で40%を超える大ヒット作品となりました。なのでかなりの人がその話の内容は知っている事と思います。だからここではあらすじは書きません。その中で書かずにいられなかった点のみ記載します。Photo

主人公の三田灯(松嶋菜々子)は、頼まれた仕事は“何でも”完璧に遂行するスーパー家政婦。しかし、彼女は笑ったり、こびたりすることがなく、常に無表情で全く感情が読み取れない。そんな彼女が派遣されたのが、阿須田家。家長の恵一(長谷川博己)は会社の部下の女性と浮気継続中で、それを知ってしまった妻の凪子(大家由祐子)は自ら自殺したばかり。その浮気相手に夢中の為か子供を愛せないという深刻な問題を心に抱えています。4人の子供長女・結(忽那汐里)、長男・翔(中川大志)、次男・海斗(綾部守人)、次女・希衣(本田望結)は母の死に大きなショックを受け、家族の心はバラバラ。家の中も大荒れ状態だった。詳しくは是非見てください。

03 その家族の中で、家族の絆をとんでもない方法で再生させる三田だったが、三田が何故そのような人物になったかは第8話(11月30日放送)のラストでついに三田本人が、自分の過去を告白します。以下が三田の告白全文です。

私(わたくし-以降すべてわたくし)が初めて紹介所の署長さんから最中(もなか)を頂いたのは、希衣さんと同じ年の頃でした。その一年前近所で溺れそうになった私を救おうとして大好きだった父が死にました。それ以来、母は心のどこかで最愛の夫を殺した娘を恨み、避けるようになりました。私は勉強や習い事を必死で頑張り、なんとか母に喜んでもらおうとしました。

しかし再婚し子供を作ると弟のことばかり可愛がるようになりました。義理の父が私に色目を使うようになると母はますます私を憎むようになりました。「お前のその笑顔が悪いんだ!その笑顔がまわりの者を不幸にする」と何度も何度も責められました。それでも当時、うちの家政婦をやっていた署長さんに励まされ、私は懸命に笑顔を作りました。いつかこんな自分を愛してくれる人にめぐり逢えると信じていました。

そして主人と出会いました。彼にそっくりな男の子もできました。私のこしらえた料理を美味しい、美味しいと食べてくれる二人を見てるだけで、他には何もいりませんでした。毎日、毎日が幸せで心から笑って過ごしました。

そんな時、弟が家に来るようになりました。私を愛していると言い出し、付きまとうようになりました。主人はそんな事とは夢にも思わず、弟を歓迎しました。それをいい事に弟は私に関係を迫り、ストーカー行為を初めました。父親が違うとはいえ姉弟(きょうだい)であり私はなんとか彼の善意に訴えようとしました。何度も何度も許してほしいと頼みました。

しかしダメでした。やがて主人が弟の正体を知りました。「二度と来ないでくれ」と主人に責められた弟は逆上し、「俺を誘惑したお前が悪いんだ」とあたくしたちの家に火をつけました。燃え盛る火の中「お母さん助けて!お母さん助けて!」と叫ぶ息子の声が聞こえました。私は火の中に飛び込もうとしました。でも消防の人に止められました。

私がこの世で一番大切だった主人と息子は死にました。そんな私をあざ笑うかのように弟が自らの命を絶ちました。残された母や主人の両親は「お前が悪い!お前のその笑顔が結局まわりのものを不幸にすると。もう謝らなくていい、何もしなくてもいい。ただもう二度と笑うなと…。

こうして私の人生から光が希望が夢が愛が喜びが消えました。

告白は以上です。物語としては非常に面白くできていて、ここまでが変すぎた為、視聴者は「ああそんな過去だからこんな展開になるのか」とさらっと流して次回を見てしまいます。そこで納得してしまうのです。しかしこの告白、簡単に受け入れられない問題をはらんでいます。                                                                     

to be continud 

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昭和時代 爺爺爺~仲居正広氏

2011年8月21日フジテレビ午後10時~11時までのスマスマという番組の中で仲居正広氏がK-POPの少女時代のgeeをおちょくっています。K-POPは好きではありませんが、すぐ消されるでしょうから紹介します。お早めにご覧下さい。かなりまじめにやっています。米国からも注目大だそうです。韓流(K-POP、ドラマ、意図的な国旗隠しなど)弾劾を受けているフジテレビですが、これも韓流ごり押しなのでしょうか?

その問題はさておき大爆笑間違い無しです。映像は次のものです。


仲居君てこんなに腹でてましたっけ?大笑いしたら皆さんフジテレビ、NHK糾弾また頑張りましょう!

おまけ-昭和時代 MR.TAXI

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『THE LAST MESSAGE 海猿』

イオンシネマで『THE LAST MESSAGE 海猿』を見てきました。欠点は置いておいてはっきりいってものすごく面白い映画でした。スケールの大きさ、スペクタクルの見事さ、CGの素晴らしさなど絶対にみて頂き、日頃私達が目にする事がない海上保安庁の保安官や潜水士、保安長官の愛情あふれる熱血ぶりに是非感動してほしいと思いました。
内容はネタばれしない程度に話すと、玄界灘に日韓露による共同ガスプラント「レガリア」が設置されています。そしてそこに巨大台風が接近していました。それを察知した海上保安庁はレガリアで働く作業員を助けるべく大活躍が始ります。巡視船が何艘も出動し、ヘリが飛び作業員達の救出に全力を傾けるのです。その救出活動の合間にレガリアの隣にある-形状でいうと東京タワーのようなドリルシップ(海洋掘削装置)が倒れレガリアに激突するのです。それにより火災が発生しその消火活動にも海上保安官達の息つく暇のない努力がはじまるのです。しかし台風の接近の為、救助活動は一旦停止し、台風が行き過ぎたら再開という事になりました。そして中には、第十管区海上保安本部機動救難隊の仙崎大輔(伊藤英明)、レガリアの設計主任である桜木浩一郎(加藤雅也)、医師の西沢夏(吹石一恵)、作業員の木嶋久米夫(濱田岳)、第七管区海上保安本部機動救難隊の服部拓也(三浦翔平)が取り残されてしまう。果たしてこの5人の命はどうなるのか?その様子が次から次と続いていくのです。

そして事件の前には海上保安官は互いが敵ではなく人を助け合う同士であるといった事が語られ、その言葉での表現が互いをバディと呼び合う事、行動の表現が右手を握り閉め相手とごっつんこする事でした。互いを信じ互いに助け合いながら見ず知らずの人を救助する姿勢は映画を見ていながら深い人間愛すら感じるものでした。

 また、一方では仙崎大輔(伊藤英明)の妻役の加藤あいが夫の帰りを、いても立ってもいられない気持ちで待っているのです。そしてその事故の日は夫婦の結婚3周年で大輔は家の中にたくさんの飾りやぬいぐるみを妻の為に用意しているのです。そしてそのぬいぐるみの背中の中に妻への感謝の気持ちが録音してある小さな録音機が入っているのです。その内容は夫の帰りを案じ狂いそうな妻を、また観客を大いに泣かせるものでした。

また、台風が通過し、いっせいに海上保安庁の巡視船がレガリアに向かい始めました。ヘリもいっせいに飛び立ちました。海に潜った仙崎を救う為何十機ものヘリから海上保安官が潜水服を着てへりから海に飛び込むのです。この人命救助というには軽すぎる、友情のすごさにあっとうされ、涙が後から後から出てくるのです。是非この海上保安官の活躍をドラマではありますが、実感して頂きたいと思いました。そしてそこから今起きている尖閣諸島での中国漁船激突事件のほうに繋げたいのですがそれはまた明日。それはこの映画の感動とは話が違いますから。

ただひとつの、唯一の最大の欠点は、レガリアが日韓露による共同開発であるという点です。玄界灘から竹島は近く、自国の島だと言い張り実行支配している韓国とこの近辺で共同プロジェクトが行えるのか?海の呼び方にさえ難癖をつける国です。また北方4島を返す気もないロシアと友好な共同開発など行えると思っているのでしょうか?作者の平和ボケもここまでくると馬鹿に近いものがあります。またこれで良しとして疑問なく公開してしまう製作会社の方の中に1人でもここに食いつく人はいなかったのでしょうか?皆知っていると思っていたのは大きな間違いでした。

とにかくそこに目を伏せれば間違いなくいい映画だし、海上保安庁の活躍を感動と共に是非見て頂きたいと思いました。

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十三人の刺客

鶴岡まちなかキネマで「十三人の刺客」を見てきました。

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時代は江戸時代末期、場所は明石藩での出来事でした。この明石藩の藩主である松平斉韶(稲垣吾郎)が猟奇的で、残虐で、色好みで藩の民の事はいっさい考えず、横暴の限りを尽くすのです。しかも斉韶は時の将軍の弟である為、老中も手が出せず、やらせ放題させ放題なのでした。強姦は当たり前、それを知った夫は妻の前でいきなり切り殺す、また、強姦し、やりつくして飽きた女の手足は切断、舌も抜くという非道ぶりでした。そこで老中の土井利位(平幹二郎)は御目付の島田新左衛門(役所広司)に斉韶の暗殺を密かに指示し成し遂げる。といった話でした。

ストーリーはこれだけですが、(全体的には黒沢明の7人の侍のパクリのような映画です)その中の仲間の探し方、バイオレンス、殺し合い、アクションシーンなど見所満載の映画でした。ただ明石藩主役の稲垣吾郎が芝居じみてありえなく、優しそうな感じが、かいま見え時々「世界でひとつだけの花」が聞こえてきそうでいやでしたね。いやいや稲垣吾郎は嫌いではないですよ。ただこの役はねーという感じでしたね。香取慎吾の「座頭市THELAST」の市役もネー。ついでなので草彅剛の「徳一の恋」の徳一役も。(SMAPどうしたの?)話がそれましたね。この役は切られて当たり前と思わせる人のほうがラストの感動も大きかったと思います。

それ以外は庄内映画村で撮影したものとしてはすべてにおいて最高でした。見ていない人もこれはストーリーを知ってもしょうがない映画で是非庄内の風景、情感、アクションシーンを見に映画館にいって下さい。大型娯楽作品で勧善懲悪、見てご損はないはずです。また、映画館からは宣伝はいっさい頼まれていませんのでご心配なく。

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